外接する正多角形による近似


 

外接する正多角形を用いて円の円周率を近似計算します。図1において、AHは円

の半径をRとすると、

 

AH=R TAN(180°/N) (Nは角数)

 

が得られます。正多角形の周の長さを2πRに等しいとおいて、

 

2NR TAN(180°/N)=2πR (近似)

→ π=N TAN(180°/N) (近似)

 

を得ます。上の近似式(右辺)は、Nが無限に大きくなるとき当然πに収束します。

 

外接する正多角形

GAISETU-SEITAKAKUKEI-KINJIKEISAN-1.GIF - 3,867BYTES

(図1、Functionviewで作成)

 

プログラムを使って、外接する正二十五角形までの近似値を計算してみます。

 

GAISETU-SEITAKAKUKEI-KINJIKEISAN-2.GIF - 7,538BYTES

 

この場合、円周率を3.1415レベルまで正確に計算するためには、 角数で言って

千角以上が必要になります。

 

 

 


 

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