GPAの計算法
日本の大学での評価方法である優・良・可・不可が、そのままアメリカの大学でのA
・B・C・Dに対応すると考えて問題はありません。したがって、アメリカの大学に提出
する成績証明書は、日本語のものを英訳して ABCD 評価に焼き直したものを送れ
ばいい訳です。これらの英語版の成績証明書は大学の学生課に依頼すれば、無料
で発行してくれるはずです。
日本の高校の場合は、 五段階で成績を評価している所もあると思いますが、 その
場合は四段階評価に変える必要が出てきます。 出身校側と相談してみてください。
過去のテストの点数に戻って、評価をし直す作業が要るかもしれません。
では、実際にGPAを計算してみましょう。 Aは4ポイント、Bは3ポイント、Cは2ポイ
ントそしてDは1ポイントになるので、以下のような成績の場合は、GPAが
GPA=合計ポイント/科目数=(4X5+3X4+2X2)/11=3.27
となります。ここで、小数第三位は四捨五入しています。
成績(例)
Aの数・・・・・5個
Bの数・・・・・4個
Cの数・・・・・2個
注意事項として、 日本の成績評価とは違い、アメリカでは成績そのものがより詳細
に評価される傾向があります。例えば、同じBでも、B+、B、B−は異なるポイント
に対応します。B+は3.3、Bは3.0、そしてB−は2.7という感じです。他のレタ
ーに関しても同様です。 GPAを正確に計算する為には、 その点を考慮して計算す
る必要が出てきます。
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