一次式と四次式の交点座標値
前ページの交点を求めるプログラムを使う事になります。 この場合、定義される関
数は次の二つになります。
F(X)=2X/3+1/2、G(X)=(X+2)(X+1)X(X−2)
Xの刻み幅を0.001として、Xは−4から4の範囲でスイープします。 解は次のよ
うになります。
X=−1.884、−1.070、−0.120、2.072
次に、 Kの値で交点( 解 )の数がどう変わるかをプログラムを使って計算してみま
す。 まずは、Y=2X/3+Kについて検討します。 Kの範囲として、−10から10ま
でを考えればよいでしょう。Kの刻み幅は0.001として計算しています。解の数は
以下のようになります。
K<−7.808・・・・・0個
K=−7.808・・・・・1個
−7.808<K<−0.328・・・・・2個
K=−0.328・・・・・3個
−0.328<K<1.282・・・・・4個
K=1.282・・・・・3個
K>1.282・・・・・2個
プログラム上、 Kの値は0.001間隔で変化しているので、必ずしも解の数が奇数
個になる訳ではありません。上の場合でも、0→2→4→2と変化します。解の数が
変化する時のKの値で奇数個の解を持つと判断しています。
二番目として、Y=KX+1/2について検討します。 Kの範囲や刻み幅は上の場合
と同じです。ただし、解を探すXの範囲を−8から8までとしています。解の数は
K<−6.683・・・・・2個
K=−6.683・・・・・3個
−6.683<K<−6.617・・・・・4個
K=−6.617・・・・・3個
−6.617<K<−1.093・・・・・2個
K=−1.093・・・・・3個
−1.093<K<1.209・・・・・4個
K=1.209・・・・・3個
K>1.209・・・・・2個
となります。 実際には、解の数は2→4→2→4→2と変化しています。 XとKの刻
み幅をかなり小さくしているので、 計算にかかる時間もかなり増加します。 計算す
るプログラムは交点を求めるプログラムを修正したものになります。
<Y=KX+1/2の場合>
上記のプログラム内では、KはPとして表記しています。