球をいろいろな方向から描画するプログラム
球を描画する方向は、θ(THETA)とφ(PHI)で指定します。緯度線の数と経度
線の数も自由に設定できるようになっています。 緯度線は円周線で、 経度線は半
円の円周線で表現されており、それぞれ指定された分割数の数に等しい点を直線
で繋いで曲線になっています。 プログラムを実行するときは、この分割数を100ぐ
らいに設定してください。 球の中心を座標の原点にしているため、 二次元平面の
Y座標値は−領域に、 視点のY座標値は+領域に設定することになります。 球の
半径を50だとすると、 前者が−100そして後者が1000というのが一つの目安
です。ちなみに、回転変換の中心も座標の原点になります(YC=0)。
十進BASICを使って作成した球を描画するプログラムを以下に示します。
注意事項として、グラフィックス・ウィンドウのX軸方向と上記の座標軸のX軸方向
はまったく逆になるので、 投影後の計算結果を作図するときにはX座標値の値に
−を付けることを忘れないでください。