パスワードを自動生成するプログラム
INT関数やRND関数を使うのは、ナンバーくじやサッカーくじの所で説明したプロ
グラムと同じですが、 パスワードの自動生成プログラムでは、 DATA文や文字配
列をパスワードの各文字を生成するために新たに使用しています。 以下に、そのプ
ログラムを示します。十進BASICでプログラムを作成しています。
パスワードの種類(1->数字のみ、 2->数字と英小文字、 3->数字と英大小文字)と
パスワードの文字数(20字以下)を入力すれば、 パスワードが自動的に生成される
ようになっています。このプログラムを通して、文字列の処理のし方を学んでください
。プログラムの最後の方にあるFOR〜NEXT文で、一文字ずつランダムに生成され
たパスワード用の文字が最終的にすべて連結されます(&を使って連結する)。また
、文字変数も文字配列も、名前の最後尾に$を付けることに注意してください。
四つの英数字でパスワードを構成した場合、数字だけだと10000通りですが、英字
をミックスすると14776336通りになります(大文字と小文字を区別)。パスワードが
覚え難くなる側面はありますが、 セキュリティーという観点からは大幅に改善されま
す。必ず、英字をミックスしてパスワードを作るようにしましょう。