数独(簡易版)の画面表示プログラム
数独として一般的に知られているものではなくて、数字の数を減らした簡易版を表示
させるプログラムを考えてみます。画面を見ていただいた方が判り易いと思いますの
で、それを以下に示します(図1参照)。
<数独(簡易版)の画面、特定のマス目がブランキングされている>
(図1、十進BASICによる2Dグラフィックス)
ちなみに、数独そのものを知らない方もいるでしょうから、ゲームのやり方を簡単に説
明します。次の三つのルールに従って、数字を埋めて行けば良いのです。
(1)太枠内は1〜4の数字
(2)縦方向も1〜4の数字
(3)横方向も1〜4の数字
いずれの場合でも、同じ数字を二度使ってはいけません。
ここでは、 数字の配置を示すテキストファイルとブランキングを行う場所の位置を示
すテキストファイルからデータを読み取って、上記の画面を作成するプログラムを作り
ます。そのプログラムコードは以下のようになります。
注意事項として、ファイル名を指定する場合は、絶対パスを付加したファイル名で行
ってください。上記の例では、WINDOWS系のパソコンを使用していることを前提とし
ています。 ファイル、a−data.txtとc−data.txtの中身は、 それぞれ、以下のよ
うになっています。
<a−data.txt>
4,1,3,2
3,2,1,4
1,4,2,3
2,3,4,1
<c−data.txt>
0,0,1,1
1,0,0,0
0,1,1,1
0,0,0,1
プログラミングの初心者の方の為に、少し補足しておきます。上記におけるファイル
はデスクトップ上のbasicというフォルダー内にあります。 また、 テキストファイルを
作りたいなら、 WINDOWS系のパソコンに必ず付いてくるメモ帳などを使えば良いで
しょう。 十進BASICのプログラムファイルを開くと、ウインドウ画面の一番上部に絶
対パス付のファイル名も表示されます。テキストファイルをプログラムファイルと同じ
場所におけば、絶対パスもそのまま使えることになります。