ルートの探索


 

図1は正四面体の骨組みを示したものです。 点Aから点Bへ行くルートが何種類あ

るかを考えてみます。ただし、同じ点は一度しか通れないものとします。

 

ROUTE-TANSAKU-SEISHIMENTAI.GIF - 3,204BYTES

(図1、Functionviewで作成)

 

点Aから点Bへ直接行くルート以外に、 点Cまたは点Dを経由するルートもあります

。 さらに、 点Cと点Dの二か所を経由するルートもあるので、 最終的に以下の五つ

のルートがあることが判ります。

 

ルート1: A→B、ルート2: A→C→B、 ルート3: A→D→B、ルート4: A→C

→D→B、ルート5: A→D→C→B

 

正四面体の場合は頂点数がであるので、ルートの始点・終点として二点を選ぶ方

法は全部で=6通りあります。 そのどの組み合わせでも、ルートの数は5にな

ります。 一辺の長さをとしてルートの長さで分類すると、長さ1のルートが組、長

さ2のルートが組そして長さ3のルートが組となります。

 

課題(その1)

 

正六面体正八面体正十二面体正二十面体についても、二点の選び方によっ

てルートの数がどのようになるかをチェックしてください。

 

正六面体の二点間ルート

正八面体の二点間ルート

正十二面体の二点間ルート

正二十面体の二点間ルート

 

課題(その2)

 

ルートを探索して全ての異なるルートを表示するプログラムを作成してください。

 

ルート探索のプログラム

 

課題(その3)

 

図2のような格子パターンがあります。点Aから点Lまでのルートを求めてください。

但し、ループを含むルートは禁止します。

 

(1)各点から上側と右側だけに進める場合

(2)各点から全ての方向に進める場合

 

ROUTE-TANSAKU-GRID-PATTERN.GIF - 3,490BYTES

(図2、Functionviewで作成)

 

格子パターンの二点間ルート

 

 


 

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